小梅ブログ

自由気ままに更新していくブログ也。

私の兄を紹介します

 

 

 

 

 

今回は、兄の事でも書いてみようと思います

 

特に、これと言って書く事は無いのですが(笑)

 

 

子供の頃は、それはそれは沢山泣かされました。

ケンカも、沢山しました。

ですが、優しい部分ももちろんありました。

 

皆、小学校入学前後あたりで自転車に乗る練習をしますよね?

 

私は、その年齢の頃には父がいませんでした。

 

私が自転車に乗れるようになったのは、兄のおかげです。

 

 

私が6歳くらいで、兄が8~9歳くらいだったと思うのですが

兄が、自転車の後ろを持って支えてくれて、乗れるようにさせてくれました。

 

乗れるようになった後も、真っ直ぐな道しか走れず、曲がり角が来るたび自転車をおりていた私を連れて、近所を二人でサイクリングして、曲がる練習にも付き合ってくれました。

 

 

 

思い返すと、凄く良いお兄ちゃん!笑

 

 

メガネと一緒に生活している間、兄ももちろん、私と同様に虐待されていました

 

皆で一緒に川に遊びに行った時、ボールで遊んでいたら、兄が投げたボールが、川に流された事がありました。

 

そこそこ激しめな流れのある場所でした。

そんな時でも、メガネは容赦ありません

 

兄に取りに行くように命じ、兄はボールを目指し川に入っていきました。

 

普通に大きな岩等がある流れの早い川の中を、自分の兄弟が流されていくのは、異様な光景でした。

 

家族皆で土手を歩いて、流されながらボールを取りに行っている兄の後をついて行きました。

 

数メートルは流されていたと思います。

その後、何とかボールまで辿りつき岸に上がってきましたが、大人になって兄とその話になった時、アレは本当にヤバかったと言っていました。

 

兄は運動神経が凄く良かったので、無事生還できましたが、アレが私だったら普通に溺れて終了していたと思います。

 

 


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そして、兄が5~6年生の時に

腹痛で学校を休む日が、数日続きました。

母は、病院に連れて行きたかったようですが、その頃ちょうどメガネが夜勤続きで昼間は家にいたようで、連れて行けなかったようです。

 

数日経っても腹痛はあったようですが、メガネが

ただ腹が痛いだけだろう!と言っていたようで、兄は無理をして登校していました。

それでもお腹が痛いので早退・・・というのが2日ほど続いた時に

 

当時の兄の担任の先生が、とても良い先生だったのですが

 先生がわざわざ電話してきて

 病院に行った方が良いんじゃないか?

あまりにも、おかしい。と母に仰って下さったようで、他人から言われた事で外面の良いメガネからのOKも出て、兄はようやく病院に行くことが出来ました。

 

 

そんな事になっているとは全く知らなかった私は普通に学校で過ごして、放課後に友人と廊下を歩いていたら

先生と母が、走って私を探しに来て

お兄ちゃんが手術する事になったから、早く帰る準備をして!と言われ

そのまま、兄のいる病院に連れて行かれました。

 

 

兄は虫垂炎(盲腸)でした。

 

腹膜炎を起こしていて、あと数時間遅かったら危なかったと言われたそうです。

 

 

病院に行ったその日に、緊急手術を受ける事になり

手術の様子を小窓から見る事の出来る病院だったので

麻酔を受けるところなど見ていました。

 

 

かなりの時間がかかったように記憶していますが

無事に、手術は終わりました。

先生が、切除した盲腸の部分を持ってきて見せてくれました。

 

兄の盲腸は破れていました 

 

凄く、凄く、痛かったと思います。

 

その後、わりと長く入院をしていたように思います。

ガスが出るまでは水分を摂る事が許されていなかったので、そこが1番辛そうでした。

病院には祖母も看病に行ってくれていたのですが、祖母にタオルを濡らしてくれと頼み、あまり絞らないでくれと言い、そのタオルをチューチュー吸って水分を摂ろうと試みていたほど、喉の乾きが凄まじかったようです。

 

今では、笑い話になっていますが

当の本人は、とても苦しい想いをしただろうなと思います。

 

小学生の間に、下手したら死んでいたかもしれない体験を2度。。。

いや、低学年の頃に知らないおじいちゃんが運転する軽トラにはねられた事があるので、3度でした。

 

そんな体験をしてきた兄に思う事は、

生きていてくれて良かった!

それだけです。

大人になった今、兄は凄く頼りになるし、私が心から信頼出来る数少ない人のうちの一人です。

親より、信頼しています。

 

 

そんな兄も、今は2児の父

普通のおじさんです。

 

 

 

いや、優しくて頼りになる、おじさんです。

 

 

 


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