兄弟姉妹を親の都合で引き離すのは心臓を引き裂くのと同じ事
新生活も、普通の日常になってきた頃
学校は相変わらず、楽しくありませんでした。
もうすぐ4年生が終わろうとしていました
5年生になったらクラス替えがあると良いな~
そんな事を思いながら、隣の席のとても感じの悪いおませさんな、私イケてます!!風な女の子に、嫌そうな顔されながら教科書などを見せてもらう日々(笑)
学校は楽しくなくても、家に帰ればホッと出来る
何故か、学校ではお互い声をかける事は無かったけど
近所の男の子は、帰ると相変わらず一緒に遊んでくれる。
たまにケンカして私が怒って帰ると、様子を見に家まで来てくれる・・・
やだ、かわいい♡笑
そんな、ほわほわした日常は長く続きませんでした
とある日の夜
突然やって来たんです。
メガネが
パニックになりました
母が、近所の人に頼んで警察呼んでもらって!と言ってきました
私は、どうして良いか分からず兄に助けを求めました。
反抗期真っ只中の兄は、めんどくさそうにして部屋から出てきてくれませんでした
仕方ないので、私は当時凄く親切にしてもらっていた近所のおじさんに助けを求めに行きました。
おじさんに、事情を話し警察を呼んでもらいました。
暫くして、警察が来ました。
私は、自分の部屋の明かりを消し、買うお金が無くてカーテンもついていなかったので、体は壁の方に隠し、窓の方に頭だけ出し、ひょっこりはんスタイルで外の様子を伺っていました。
パトカーのライトに照らされて、メガネが立っているのがハッキリ見えました。
スポットライトを浴びているように見えて、まるで映画のワンシーンでした。
メガネの姿を見た瞬間、色々と思い出しゾッとしました。
メガネの隣には、妹1号が立っていました。
少し会わなかった間に、凄く髪が伸びていました。
少し淋しそうな顔をしていました。
奪い返したかったです。
その後、母も警察に行っていた気がします。
私も一緒に行ったような気もするし、その辺の記憶は曖昧です。
一つだけハッキリ覚えているのは、警察呼んでもらったよ!と母に告げたら怒られということです。
母は、メガネへの脅しというかハッタリで言っただけのようでした。
そんなもん、あの状況で察せるか!!!
本当、今でもそうですが
私は、いつも理不尽な事で怒られます(笑)
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というわけで、なぜかメガネに私達の所在がバレてしまいました。
そして、4年生が終わり
5年生に進級するタイミングで、クラス替えどころか
学校が変わる事になりました。
余談なのですが、メガネと一緒に暮らしていた時に通っていた学校を転校する時、教頭先生が色々と手続きをして下さったのですが、今回の学校を転校する時、前の学校の教頭先生が新しい教頭先生として転任されてきており、同じ先生に2回転校の手続きをしてもらうことになりました(笑)
久しぶりにお会いした教頭先生に
「太ったね」と言われ
ぶっ飛ばしてやろうかと思いました。
毎日、質素な食事をしていたのに
私は肉がつき、兄は身長が伸びました。
恐怖心があると、子供の体は成長しないのかもしれません。
そんなこんなで、離婚からたった数ヶ月。
せっかく慣れてきた生活ともおさらばしました。
仲良くしてくれた男の子とも、バイバイです。
お引越しです
転校です
だるーーーーーー
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