心も体も寒い時は人の優しさが身に染みる
中3の冬。母と衝突する事が増えました。
この頃から、私は母の前で泣くのを止めました。
それは、今も変わっていません。
心を開いた人の前でしか泣けなくりました。
ある日曜日、母とケンカになりました。
場所は、私の部屋です。
当時私は165センチ近くて母は152センチとかだったので、正直もう力では母には勝てたと思います。
だけど、さすがに親を殴るわけにはいきませんからね。
激しい口論になり、売り言葉に買い言葉で
母親失格のくせになんなんだよ!的な事を言った気がします。
口悪いんで。
するとハンガーラックを分解して部屋のフスマの鍵がわりで、つっかえ棒として使用していた鉄パイプで殴られました。軽くですけどね
そして、超絶頭にきた私はバッグを掴んで部屋を飛び出そうと試みました。
その時、私はフード付きのトレーナーを着ていたのですが、追いかけてきた母に後ろからフードを思いっきり引っ張られ首が絞まりました。
とても苦しかったです。
なんとか振りほどき、外に飛び出しました。
さっき母と揉め合いになった時に、ピアスがフードに引っかかってしまい、耳から血が出ていました。
真冬でしたが上着を取るタイミングがなかったので、トレーナ一1枚でとても寒かったです。
その後、いつもの薬局まで行きました。
公衆電話から町子に電話しました。
事情を話したら、来いと言ってくれました。
町子は、凄くクールなタイプの女の子。
サラサラストレートヘア。
お寿司は穴子が好き。
サブローという猫を飼っている。
お兄ちゃんが超イケメン。
確か、自転車の鍵を持ってこられなかったので、徒歩で町子の家まで行った気がします。
町子の家は遠かったので、1時間弱かけて行きました。
町子の家に到着すると、部屋に入れてくれました。
暫くうだうだ話して、二人で外に出かけました。
薄着だった私に、町子はダウンジャケットを貸してくれました。
夕方近くまで2人でブラブラして、町子に帰るよう促された私は、ひとまず団地方面まで帰りました。
ダウンジャケットは町子が着て行けと言ってくれたので、その日はお借りしました♡
再び、薬局まで戻ってきた私はメメちゃんやハルに電話をしました。
2人から言われました。
おばちゃんから電話あったよ!
母は、一応私の事心配しているんだなーと思いました。
そして2人からも帰れと言われ、とにかく家に連絡しろと言われたので自宅に電話しました。
電話に出た母に、友達に電話するのやめて!って言った気がします(笑)
じゃあ早く帰って来いと言われ、私は渋々自宅に帰りました。
家に帰ると、母はご飯を出してくれました。
もちろん食べるのは、自室です。
そんな時だって1人で食べるんですけどね。
喧嘩をした後、いつも母は凄く優しく接してきていました。
まるでDVをする男のようでした。
私はそれが気持ち悪くてたまりませんでした。
これでも私受験生なんだぜ(▭-▭)✧
嘘みたいだろ。