女の会話は話が飛びがち。今日は先に謝っておきます。なんかごめん。
↑一昨日と昨日の続きです。
※今日は長く書けと怒られてしまったので長く書きます。完結するのかは私にも分かりません。
大したオチはありません。チッキショー。
しょうすけの家出に付き合っていた私。
学校に行く道中に電話で誘っておいたタツヤが来ました。
タツヤは、中3の夏休み明けくらいに転入してきた転校生で、マイルドヤンキー。
凄く大人しくて、いつもニコニコしています。
お母さんと二人暮らしで、同じく団地に住んでいて猫を飼っていました。
そういえば、しょうすけの事をちゃんと紹介していませんでしたね。
彼の事も紹介しておきましょう。
別に、文字数稼ぎたいからとかじゃありませんからね!!!
しょうすけとは、小学校も同じで彼も同じ団地住み。
小学5年生の頃、私が団地に越してスグくらいから、しょうすけは私と会う度すれ違ったりする度、私の本名をもじってバカにするような事を言ってきていました。
例えばですけど・・・小梅だったら
「やーい!梅干しーー!」
とか、そんな感じですね。
小学生男子丸出しなアレです。はい。
クラスも違ったしたいして仲良くも無いのに、会う度に言ってきやがるんですよ奴は。
やっぱりね、普通に傷つくじゃないですか?
私、転校生だったし。
名前いじられて、や~い!
みたいな感じでやられると。
だからね、私は言われる度に
ひどい!!
びえ~~ん(ToT)
なんて泣くわけも無く。
彼の本名をもじりまして、例えばしょうすけだったら
「うるせーー!!しょうゆーーー!!」
みたいな感じで言い返していました。
※世界中の小梅さんと、しょうすけさんごめんなさい。
小学生の頃はそんな関係性だったんですけど、中学生になってから凄く仲良くなったんですよね。
お互いの祖母の家がめちゃくちゃ近くて、私の母としょうすけママは中学時代の先輩後輩でした。
しかも、同じバレー部。
これまでも書いていますが、しょうすけはハスキーボイス。
私よりも背が高かったので、恐らく170センチ台。
顔もそこそこイケてるんですよ。
優しいし、面白いし、オシャレさんだし。
タバコは吸うけど、別にヤンキーでも無い。
だから、ちょっとモテてたっぽいんですよ。
でね、中1の時にある女の子がしょうすけに恋心を抱いていまして。
まぁ、その子はなんと言うか・・・
言葉選びが難しいのですが・・・
学校の中では、そのぉー・・・
んー・・・
まぁ・・・個性的なお顔立ちとでも言っておきましょう。うん。
※これは断じて悪口ではありません!!
そして、なんというか・・・
良く言えば、乙女。
悪く言えば、ぶりっ子。
私は、その女の子とたまに遊ぶくらいの仲だったんですけど。
その子を、谷さん(仮)と名付けておきましょう。
ある日しょうすけの事を、谷さんが家に遊びに来て♡って誘ったんです。
ヒューヒュー!!
それで、なぜか私も誘われたんです。
なんでだろ(・_・)?!
しょうすけに誘われたのか、谷さんに誘われたのか忘れてしまったんですけどね。
谷さんが想いを寄せている事は、しょうすけもぼんやり分かっています。
だけど、しょうすけは谷さんに恋心は抱いていないようでした。
谷さんとの約束の日。多分土曜日だったと思います。
私は、しょうすけと待ち合わせして谷さん宅に向かいました。
谷さんの家も団地です。近距離です。
しょうすけは自転車を持ってきていたのですが、私は徒歩だったので2人でテクテク歩いて行きました。
ピンポーン
谷さん、谷さんのお母さん、谷さんの妹ちゃんが出迎えてくれました。
居間に通され、しばしご歓談。
・・・お母さんと、妹ちゃんもずっと居るんですけど?
なにを話したのかもきれいさっぱり忘れて全く覚えていないのですが、お母さんもいるし何とも言えない空気が流れていて、とにかく早く帰りたかったのだけは覚えています。
しょうすけも、そんな様子でした。
どんな言い訳をしたのか忘れましたが、恐らく30分も滞在する事なく私としょうすけは、逃げるように谷さん宅を後にしました。
谷さん宅を無事脱出できた私達は、暇だね~となり2人で近くのショッピングモールに行く事にしました。
徒歩だった私に、しょうすけが自転車の後ろに乗れ!と言ってきました。
※2人乗りダメ!絶対!
私は、うんと言いしょうすけの自転車の後方に回ろうとしました。
その時、私の視界に何かが入りました。
何だか分からないけど、凄くゾッとしました。
しょうすけは、自転車にまたがり前を向いています。
私は、しょうすけの肩に手をかけ後ろを向いています。
私の目の前には、さっきまで居た谷さん宅の棟があります。
谷さんちは4階。
私は、顔を上げずに目だけを動かし恐る恐る谷さん宅を見上げてみました。
いるいるいるいるいるいるいるいるいるー!!!
谷さんがベランダに出て、こっちを見ていました。
めちゃくちゃこっちを見ていました。
ガン見です。
そんな見るか?ってくらい見てました。
谷さんは恋する乙女なのです。
ベランダの手すりに肘をついて、まさにこんな感じでした↓
見ーてーるーよー
私あんた達の事見てるよー
って。言ってました。
嘘ですけど。
でも、目がそう言っていました。
フリーズしてしまった私は、谷さんに聞こえるはず無いのに、小声で
「ちょっ!しょうすけ!しょうすけっ!!ヤバい。ヤバい。谷さん見てる!!めっちゃ見てっけど!!!」
とりあえず、私はしょうすけの肩に乗せていた手をそっとどかしました。
そして、もう後には引けませんから、そのまま谷さん宅を見上げ
今あなたの存在に気づきましたよ感を演出し、元気いっぱい谷さんに手を振りました。
しょうすけ!お前も振らんかい!!!
しょうすけも、苦笑いしながら手を振っていました。
手を振り終えた後も、谷さんはベランダから離れる気配はありません。
行こう!行こう!
私たちはひとまずその場から歩いて移動し、谷さん宅が見えなくなってから2人乗りし、ショッピングモールに行ったとさっ☆
ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
卒業式の話は?
しょうすけの家出の話は?
どうしてこうなった?!
そう!!!
全てはしょうすけのせい。うん。
なんか分かんないけど、しょうすけに会う事があったら謝ろう。
うん、そうしよう。
あ、あ、明日こそは・・・
しょうすけの家出編を完結させようぞ!!!
今日は2900文字書いたから、見逃してくれよーーーー!