生きていると本当に色んな事が起こるね。どんな事でも人生のスパイスだとそう思えるようになったら良いのにな
今から、12~3年前の事だったと思います。
地元県の裁判所から母宛に1通の出紙が届きました。
そこには、メガネのお姉さんの名前(妹たちにとっては伯母)と、妹1号の名前が書いてありました。
そして、そこにはその伯母さんが妹1号の後見人になる事を許可しますか?
的な事が記載されていました。
私と母は、その手紙を見て
何?どういう事???
となっていました。
母は、裁判所に電話をしました。
裁判所の人と話し終わった母は泣いていました。
メガネが亡くなった
そう教えられました。
その為、当時妹1号はまだ未成年だったので後見人が必要だったのだと思います。
裁判所の方は、妹1号と面談をしたそうで色々と教えてくれました。
妹1号は、施設に預けられていたそうです。
いつから預けられていたのかは分かりません。
昨日の記事に書いた、祖母の家にメガネが電話してきた時には、すでに妹1号は施設に入れられていたのかもしれません。
妹は高校で合唱を頑張っている事。
⇈この時、私と母が会いに行った事を覚えているという事。
等を教えてくれました。
メガネは、母と離婚し酒に溺れ体を壊し亡くなったそうです。
母は「あいつはバカだよ」と言いながら泣いていました。
私は、本当に1人ぼっちになってしまった妹1号の事を考えると、涙が止まりませんでした。
母に見られないように、ひっそりと泣きました。
そして、妹2号は自分にそんな父親がいる事を知りません。
この先、いつか絶対知る時が来ます。
その時。
実の父親の存在を知った時。
彼女が会いたいと思っても、それは絶対に叶いません。
それを考えると妹2号がかわいそうで、涙が出ました。
今でもそれを考えると、涙が出ます。
今、泣きながら書いてます(笑)
そして、裁判所の方が妹1号に手紙を書いてくれれば渡しますと仰ってくださいました。
なので、母と私はそれぞれ妹1号に宛てて手紙を書きました。
母がどんな事を書いたのかは知りません。
私は、色々書きましたが
あなたの事は1日だって忘れた事ないよ
と。そう書きました。
そして、自分の携帯番号。
住所。
メールアドレスを書いて、裁判所に送りました。
母は言っていました。
「もう子供じゃないから、だからこそ連絡してきづらいかもしれない」
と。
珍しく、まともな事を言っていました。
確かにそうだなって思いました。
私は、この時からメールアドレスを変える事が出来なくなってしまいました。
格安携帯に変えたいなーと思うのですが、そうするとアドレスが変わってしまいます。
あれから十数年。
私の携帯のアドレスの末尾は、今でも
○×※○○@○.vodafone.ne.jp
なのです。
何も知らない妹2号は、私のアドレスを
だっせーw変えろよww
と言ってきます。
良いだろ別に!レアだろ!
と返しています。
私がアドレスを変えるとしたら、それは妹1号と再会した時なのです。