小梅ブログ

自由気ままに更新していくブログ也。

日記とかって走り書きでも良いから残しておくと良いよね。私?私は3日坊主タイプ♡

 

 

 

 

 

 

モッチーが入院して1ヶ月程経った頃。

 

 

 

11月27日

私は初めてお見舞いに行きました。

それまで、子供達の事があったり風邪をひいてしまったりでなかなか行けませんでした。

(モッチーに風邪がうつったら大変な事になるので。)

 

 

ナースステーションの真後ろにある集中治療室。

中にはモッチーも含め5人くらいの患者さんがいらっしゃいました。

 

久し振りに会うモッチー。

喉の所には人工呼吸器がついています。

 

その日、モッチーは38度くらい熱がありました。

寝ていました。

私はずっとモッチーの手を握っていました。

暫くすると、モッチーの親指にグッと力が入って私の手を強く握ってきました。

生きてる。

モッチーは生きている。

頑張っている。

私はモッチーの手をさする事しか出来ませんでした。

 

また来るからね。

 

そう声をかけ、病院をあとにしました。

 

11月28日

先生がモッチーの血液など調べてくれる所を探していてくださったのですが、やっと見つかったとの事で検査してもらえる事が決まりました。

兄はもっと早くしとけよ!とぶつくさ文句を言っていましたが、先生は費用等も考え色々と手をまわしてくださっていたようでした。

そして、先生から

 

「亡くなったりするような事は無いから大丈夫」

 

との言葉を頂けたようで、私たちはかなり安心しました。

 

 

 


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この頃、家の事、兄宅の事、など母と二人で担ってきた訳ですが、母は体力の限界が来て仕事を辞めました。

そして、母はストレスからか10円ハゲが出来ました。

私は、体重がゴンっと落ちました。

あの頃の体重に戻りたい(切実)

 

 

 

12月に入り、モッチーはたまに目を開ける日も出てきました。

話したりはしません。

私たちは千羽鶴を折ったり、兄がお見舞いの時に見せるというので、デジカメで子供たちのビデオレターを毎日撮っていました。

子供たちは、その日にあった事などをカメラの向こうにいるママに向かい話していました。

 

 

12月5日

今まで使っていなかった、免疫力を高める薬を使い始めたとの事。 

 

 

12月6日

母と二人でお見舞いに行きました。

この日も、モッチーはぐっすり眠っていました。

看護師さん達が、モッチーの髪の毛を結んだりして、かわいくしてくれていました。

帰る時に、「また来るからね」と声をかけたら、モッチーの目から涙が出ていました。

 

 

12月9日

姪っ子8歳の誕生日。

姪っ子のリクエストで、ハンバーグ。

チョコのケーキでお祝い。

兄がプレゼントを2つ買ってきました。

1つは本。

1つは筆箱。

本はパパからで、筆箱はママからだよ。

兄はそう言いました。

姪っ子は

「ママ、なんで私が筆箱欲しいの分かったんだろ?すごっ!!」

と言って喜んでいました。

 

 

12月13日

兄がモッチーの名前を呼んだら、モッチーが泣いたらしい。

兄の事が分かったのかな・・・

 

 

12月21日

母と二人でお見舞いに行きました。

この日は、モッチーはパッチリと目を開けていました。

私が声をかけると、ジーーーっと私の目を見つめてきました。

正直、モッチーであってモッチーではない。

別人のように感じました。

 

お見舞いに行くと、モッチーはたまに痙攣を起こしていました。

その度に、モッチーに繋がれた機械のブザーが鳴ります。

命は大丈夫とは言ってもらえたけれど、その度にとても不安になりました。

 

私たちは、ただ日々を過ごし待つ事しか出来ませんでした。

 

この後、子供たちが冬休みに入りさらに手がかかるようになってしまったので、日誌はこの辺までしか書き残せていません。

ちゃんと書いてなかった自分をぶっ飛ばしてあげたい。

今、そんな気持ちです。

はい。

 

モッチーが入院して2ヶ月が経ちました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記憶を呼び起こしつつ・・・

もう少し、続きます。