生き別れの家族と再会するのって難しいのかな?その3☆亀の甲より年の功
長々と続いていてごめんなさい・・・
妹1号と密かに連絡を取り合う事に成功した私達。
妹2号もはやり目が完治し祖母の家から帰ってきました。
余談ですが、妹2号はこの数か月前に家にあった接着剤を頭頂部に塗ってしまい、接着剤の塊が髪の毛に絡まりまくっていました。
例えるなら、髪の毛にご飯粒が沢山からんで固まったような状態でした。
髪の毛先なら切ってしまう事も出来たのですが、頭頂部なので切ってしまったらカッパになってしまいます。
私は、当時の理科の先生に何とか取る方法は無いですか?と聞いてみたのですが、
「取る方法はあるけど、それやると頭皮が溶けるからな~」
と言われ、まじ勘弁してくれ。となり諦めていました。
妹2号の髪の毛が伸びるの待つしか無いなと。
ですが、はやり目で祖母の家にいる間に、猿が子猿のノミを取るかのごとく、祖母が妹2号の接着剤を根気よく全て取り除いてくれ、きれいさっぱりな状態で妹2号は帰ってきました。
これで、妹2号の髪の毛洗ってあげる時も楽ちんだわ♪つって。
ばぁちゃん凄いなーつって。
話がそれてしまいましたね。
ばぁちゃん大好きなんです。てへっ。
妹1号とはちょくちょく連絡を取り合うようになりました。
メガネにバレてしまったら大変なので、基本的には妹からの電話を待つスタイルでした。
相変わらずメガネからの電話を恐れていたので、私たちは基本的には家電には出ません。
妹1号には留守電になったらなんか喋ってね!
家にいたら出るからね!と言ってありました。
妹1号は電話をかけてきて、留守電に切り替わると
「小梅ちゃ~ん」
と、私の名前を呼んできていました。
あぁ~、かわいい、かわいい、かわいい。
ちょうど、私も妹1号も夏休み。
たくさん電話で話しました。
メガネが仕事の日は、妹1号は一人で留守番をしているようでした。
凄く淋しかっただろうなと思います。
私
「今、何してるの?」
妹1号
「今ね、シャーベ作ってる」
私
「シャーべ?何それ?」
妹1号
「牛乳と混ぜて作るやつ」
私
「フルーチェ?」
妹1号
「違う。シャーベ」
私
「シャーべ?何それ。どんなやつ?」
妹1号
「牛乳と混ぜて作るの」
私
「だからフルーチェじゃないの?」
妹1号
「違う。シャーベ」
私
「何それ。知らん」
無限ループ。
こんな会話を長々としたのを覚えています(笑)
なんて平和。
フルーチェとシャーベという単語を一生分言いました。
ちなみにコチラがシャーベです↓
メガネがいない日を狙って妹を連れ出し、少し遠くにある公園にも行きました。
うちにも遊びに連れてきました。
自分の妹なのに、なんだか緊張したのを覚えています。
母は仕事に行ったのか、なぜかいませんでした。
記憶にありません(笑)
お昼ご飯を作り、二人で食べました。
暑い日だったのに麦茶がなくて、慌てて沸かしありったけの氷を入れて妹に飲ませました。
妹1号は、妹2号の事を覚えていて
「今日は○○ちゃんいないの?」妹2号の事。
と聞かれました。
その日妹2号は保育園に行っていたので、二人は会う事は出来ませんでした。
妹1号からは、結構頻繁に電話がかかってきていたような気がします。
1日に2~3回かかってくる事もありました。
母がいない時にかかってくる事が多かったので、基本的に私が話していました。
妹と話せば話すほど、妹の淋しさが伝わってきて苦しかったです。
広い一軒家にたった1人で、毎日毎日留守番していて淋しく無いわけありません。
妹は、まだ小学1年生。
でも、これからはこうして電話で話す事が出来る。
こっそり会う事も出来る。
そう思っていました。
そう思っていたんですけどねー・・・