真夜中に女の子だけでウロついちゃダメ!絶対!!
↑前回の記事の続きです
真夜中にアツコと2人でいた時に、目の前を白い軽ワゴンが通り過ぎた時の事。
アツコがあっ・・・と言いました。
私
「なに?どした??」
アツコ
「さっきの車さー・・・」
私
「ん??白い車?」
アツコ
「うん。おっさん乗ってなかった?」
私
「あー??分からん。なんで?」
アツコ
「こないだ話したじゃん!!あの車似てる!!こないだ1人で夜にここの公衆電話使ってたら、さっきのと似た車に乗ったおっさんが現れて下半身見せてきたんだよ!」
ふぁっ(゜o゜)?!
MAJIDE?!
その数日前に、アツコが露出狂に遭遇した話は聞いていました。
白い軽ワゴンは、私たちの目の前を通り過ぎたあと、すぐに曲がり角を曲がってしまったので、目に見える範囲にはいませんでした。
なので、アツコと・・・まさかねー?なんて言いながらその場にとどまっていました。
そしてアツコはまだ受話器を持ったままです。
家の電話が使えないアツコは、公衆電話を使うしかなかったのです。
そうこうしていたら
まぁ、お察しの通り・・・。
曲がり角からおっさんが現れたんですね。
おっさんが現れた瞬間、めちゃくちゃゾワっとしました。
おっさんと私達の位置関係は、このような感じでした↓
私達からは見えなかったのですが、恐らく車はこの辺りに停めていたと思われます↓
今でもハッキリと覚えています。
髪はモジャモジャ。
青いチェックのハーフパンツ。
白いタンクトップ。(肌着?)
サンダル。
40代後半~50代。
小太り。
え?休みの日ですか?
そーですねー。
だいたい家でゴロゴロして昼間っから酒飲んでますねー。
わっはっはっはー。
って言いそうな、そんなおじさんでした。
おっさんは、よそ様のお宅の塀にピタッと背中をつけるような体勢でカニ歩きをしながら、少しずつ少しずつ私達のいるほうにジリジリと寄ってきていました。
私とアツコは固まっていました。
アツコはまだ受話器を持っています。
おっさんの事を目だけを動かしチラ見していると、こちらに近付きながら、ズボンを少しずつ下ろしていました。
さっきのパトカー!!
カムバーーック!!!
私とアツコは小声で
「ヤバいヤバいヤバい」
「どうする?どうする?」
と言っていました。
アツコはまだ受話器を持ったままです。
さっさと置け!!!
おっさんは着実に、私達に近付いてきています。
そして、ズボンも着実に下がってきていました。
頭モジャモジャなおっさんの
下のモジャモジャが、ズボンの入口から
こんにちはーー!って言いかけていました。
というか、ちーっす!くらいは言っていました。
私は必死に考えました。
アツコは受話器を持ったままです。
走って逃げる?
それとも、公衆電話から110番する?
アツコは受話器を持ったままです。
グルグル考えて、私はひらめきました。
おっさんは、私達をガン見しています↓
家もあるので、おっさんからは
↓この方角の道路↓は死角になります。
絶対に見えません。
私は、おっさんから死角になっている方の道路に向かって男友達の名前を呼びました。
「あ!!おーい!●●くーん!」
手なんて振っちゃって(。・ω・)ノ゙
「遅かったね!」
「あ!!●●君も来たんだ?!」
無駄に大きい声で言いました。
もちろん、私の見つめる先には誰もいません。
空気を読んだアツコが、私と一緒に手を振り男友達の名前を呼びました。
アツコ、出来る子です。
さすがにもう受話器も置きました。
アツコと2人で猿芝居をぶちかましながら、また目だけを動かしおっさんの方をチラ見してみると、おっさんは慌ててズボンを上げながら、カニ歩きのダッシュバージョンで曲がり角を曲がり去っていきました。
なぜ最後までカニ歩きを貫いたのかは、世界の七不思議だと言われています。
おっさんが去ったのを確認して、私達もソッコーで帰りました。
夜中に女だけでうろつくと、このような変な人に遭遇してしまうのです。
明るい時間でもこんな人もいますが・・・↓
女性の皆さん、本当に気を付けて☆
そして露出狂の皆さん、汚いもん見せんな☆