嘘も方便とは言うけれど嘘をつかれるのもつくのも嫌い
いよいよ受験です。
私は1校だけ受ける事になりました。
なんでだろ?笑
1校だけ受験とか、あんまり無いですよね?
あるのかな?
なぜ、そうなったのかは記憶にありません。
寮付きの学校はそこだけだったのかもしれません。
正直、自分の中では例え受験に失敗しても父と兄の元に皆で行ける。
やっと両親が揃った普通の家庭で過ごせる。
心穏やかに過ごせる。
だから、別にどっちでも良いや。
そんなアホみたいな事を思っていました。
私が受験したのは専門職の学校で、ほとんどの人が高校卒業後に行くような学校でした。
試験の前日、担任の先生がわざわざ家まで来て団地の5階の踊り場の所で面接についてレクチャーしてくださいました。
どちらかというとクールな先生で、熱血教師などとはかけ離れた先生だったので驚きましたが、自分を気にかけてくれている大人がいるというのは、なんだか嬉しかったですし、とてもありがたかったです。
試験当日、自宅からかなり離れた場所にある学校だったので、早朝から母が車で連れて行ってくれました。
めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。
お腹が痛すぎて何度もトイレに行きましたが、相変わらず何も出ませんでした。
試験会場にいた受験者は50名くらいでしょうか。
高校生もいましたし、社会人の方もいました。
中学生は私だけだったと思います。
↑↑この時妹1号から、おさるのもんきちの鉛筆を貰いずっと大切に持っていました。
試験では、その鉛筆を使いました。
試験が全て終わり面接を受けました。
面接を受ける部屋には10人くらいの大人たちがいました。
試験に出た問題は中学で習うものばかりだったので、校長先生らしき人に半笑いで言われました。
「本当なら、あなたが一番出来てなきゃいけないんだけどね」
って。
私は苦笑いする事しか出来ませんでした。
校長先生が仰ってる事は正論ですしね。
そして
「勉強は好きですか?」
と聞かれたので
「嫌いです!!」
と、はっきりキッパリ答えました。
バカ丸出しですね。
過去の自分に会う事が出来るなら、大説教してやりたいです。
大人たちは笑っていました。
その後、合否に関係無く制服用の採寸をしました。
私の体の採寸をするのは女性。
それを記入していくのは男性。
採寸する為、今着ている制服は軽く脱ぎます。
男性は背中を見せていますが、なんというか・・・
男性の目の前には大きな窓があるのです。
その男性の背後で採寸するわけです。
状況伝わります???
窓ガラスに私の姿映ってるけど?
あいつガラス越しに見てるだろ?!
そんなモヤモヤを抱きつつ、採寸も終わり私は試験会場を後にしました。
合否は、後日担任の先生から口頭で伝えられるとの事でした。
別に全く引っ張るような事でも無いのですが、結果は明日☆